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スポーツを通じてライフスキルを手に入れる!?

世田谷マグピーズ・ラクロス x NPO法人コンパッションの取り組み

こんにちは、世田谷マグピーズ代表の石渡です。

世田谷マグピーズ・ラクロスでは、ラクロスを通じた人間的な成長を大切にしており、その一環として、スポーツを通じて子供達がライフスキルを身につけるプログラムを展開するNPO法人コンパッションと共同で、プログラムを実施することになりました。

今回のコンパッションxマグピーズ ライフスキルプログラムは「目標設定」がテーマ。目標設定が持つ力を”大縄跳び”を通じて体験し、ラクロスや日常の活動に活かしていけるようにするのがゴールです。
 

まずはNPO法人コンパッションの代表理事、ばんちゃんこと伴元裕(ばん もとひろ)さんから進め方の説明を受けます。この日は4年生以上のマグピーズメンバー10人とコーチが参加。

まずは特に目標を定めずに大縄跳びにチャレンジ。1回目でひっかかってしまったり、運動神経抜群かと思いきやラクロス以外は運動音痴だったという衝撃の事実が判明したコーチが出たりと(笑)ドタバタしながら大縄跳びを跳びました。結果は最高11回。

休憩を挟みながら、後半は今日集まったメンバーをチームとして見立て、チームとしての目標回数を20回と定めて改めてチャレンジすることになりました。20回を達成するために必要なことについてみんなで話し合い。

・タイミングが揃っていないのが課題では?
・タイミングを揃えるために声をかけるリーダーを決めよう!
・子供だと声がけのタイミングや音量に問題があるので声がけはコーチが行う!

等の改善を重ねながら、最終的に18回まで大縄跳びを飛ぶことができました!

終了後のMTGで、ばんちゃんと一緒に目標設定について振り返りを実施。

ばんちゃん:目標設定する前とした後で、どちらが良かった?どんな違いがあった?どんな目標設定が良いかな?

メンバーA:目標を明確にしておけば、その数字を意識して跳ぶことができた。


メンバーB:目標があった方が、それを超えたら楽しいだろうなと感じた。
 

メンバーC:後半の方が回数も伸びたし、それが楽しかった!
 

メンバーD:目標を決める前はそれぞれがバラバラに跳んでいたが、目標を決めた後は一体感が生まれて、失敗した人にドンマイと声をかけられるようになった
 

メンバーE:うまく出来なかったら怒られるような目標設定だとやるのが嫌になりそう…

ばんちゃんとの対話を通じて、目標設定することで下記のような効果があることが実感できました。
 

① みんなで目指す目標があるから、一体感が生まれてチームワークが向上する


② 目標設定することで越えるべきハードルが明確になり、どうやって実現するか知恵を絞れるようになる


③ 目標設定することでチームワークが生まれ、やり方を工夫するので、結果が出て満足感につながる


④ 罰則を伴うような目標設定は、モチベーションが下がる可能性がある

今回のライフスキルプログラムを通じて、参加メンバーはラクロスやその他の日常の活動においても、しっかりと目標設定をして臨むことの意味と効果的なやり方を感じることができたのではないかと思います。

ばんちゃんからのメッセージ:
NPO法人コンパッションの伴です。こんにちは。マグピーズのこども達は自分の思いを言葉にできることに長けていますね!今回は目標を持って臨むのとそうでないのでは、どんな違いが現れるかを大縄跳びで実験してみましたが、それぞれ自分の言葉で気づきを発表してくれました。思考と感情の関係を認識し、望ましい思考をセットできる能力は非常に重要なライフスキルです。残り2回も、こういう思考で臨むとこんな感情になるんだなという実感をみんなで積み上げて行きたいと思います。お父さんお母さんのご参加も大歓迎です!

次回は9/12(土)の午前中の開催です。乞うご期待♫